キャットフードのあげかた

「キャットフードが無い!」そんなときに猫になにをあげればよいのか

気が付いたらキャットフードを切らしてしまった。ストックがまだあると思っていたのに!そんな時、何をあげればいいの?これって食べさせて大丈夫なの?
いざという時に慌てないように、キャットフードが切れてしまったときに何をあげればよいのか、また与えてはいけないもの、与える際の注意などをご紹介します。

猫に与えてよいおすすめ食材

鶏肉
鶏肉ならどの部位でも良いですが、特に胸肉やもも肉には必要な栄養素が豊富に含まれているのでおすすめです。
牛肉
牛肉も同じく栄養が豊富です。与える場合は赤身がおすすめです。
黄身は生で与えてOKですが、白身は必ず加熱しましょう。(※)
魚類は何でもよく食べます。タンパク質や不飽和脂肪酸、タウリンなど栄養も豊富ですが長期にわたり多量に摂取するのは注意が必要です。(※)
野菜類(ネギ類除く(※))
キャベツ、ニンジン、サツマイモなど。食物繊維の豊富な野菜は、毛玉を上手く吐けない猫に効果があります。
プレーンヨーグルト
タンパク質やカルシウムが補えるヨーグルトは整腸作用にも優れているのでおすすめです。
砂糖の入っていないものを与えましょう。
植物油
オリーブオイルやごま油などの植物油に含まれるリノール酸は、猫には不可欠です。
不足すると血液凝固などが起きやすいので、キャットフードを購入するまでの間ならば、さほど気にすることはありませんが、今後手作り食に切り替えるなどの場合は必ず与えましょう。
少量の白米
猫は人間と違って、炭水化物をうまく消化できないので、与える場合は少量の白米がお勧めです。
りんご
りんごは腸内環境を整えてくれるます。小さく刻んだものを猫の一口分程度が適量です。
糖分が多いので与えすぎると糖尿病の原因になるので与える場合少量で。
いちご
食物繊維が豊富です。適量は一粒の半分程度です。
梨は果肉のほとんどが水分の為、水をあまり飲まない猫の水分補給に役立ちます。実が固いので細かく刻んで、猫の一口分を目安に与えましょう。
スイカ、メロン
スイカやメロンも水分が豊富なので水分補給に良いでしょう。ただしカリウムが多く含まれており、あまり食べすぎると腎臓の負担になるので、猫の一口程度にしましょう。

*(※)部分は注意が必要なのでこの後、理由を説明します。

猫に食べさせてはいけないものを知ろう

人間にとっては栄養が豊富で体に良い食べ物でも、猫にとっては、ほんの一口が命の危険につながってしまうこともあります。しっかりと頭に入れておきましょう。

ネギ類
玉ねぎやニラを含むネギ類にはアリルプロピルジスルファイドなどの成分が含まれており、血液中の赤血球を破壊し、嘔吐、下痢、血尿、発熱などを引き起こす可能性があります。重篤な場合は急性腎不全が起きることもあり、特に体力のない子猫が食べてしまうと命の危険にさらされてしまいます。人間用のハンバーグなど玉ねぎの入っているものなど絶対に食べさせないようにしましょう。
塩、トウガラシなどの香辛料
塩は腎臓疾患を引き起こし、香辛料は肝臓障害を引き起こす原因になりますので与えないようにしましょう。人間の食べ物を与えてはいけない大きな理由は塩分や香辛料などがたくさん使われているからです。喜ぶからと言って魚の塩焼きなど絶対にあげないようにしてください。
生のイカ
生のイカはビタミンB1欠乏症を起こし、歩行困難になる事があります。
スルメイカも消化不良を起こしたり嘔吐の原因になったり ます。なるべくならイカ自体避ける方がよいでしょう。
ブドウ、レーズン
アメリカの調査機関ASPCAによると、腎臓に障害を与える可能性があるそうです。特にブドウの皮の成分が猫にはよくないので与えないようにしましょう。
生卵の白身
生卵の白身にはビタミンの一種であるビオチンを分解する酵素が含まれています。下痢や皮膚炎、結膜炎などを引き起こす可能性があるので、必ず加熱しましょう。加熱すれば大丈夫です。
チョコレート、ココア
チョコレートの原料であるカカオの成分デオブロミンにより、中枢神経が刺激されて、嘔吐、下痢、血圧上昇、痙攣、不整脈などを引き起こし、大量に食べると急性心不全が起きる可能性があります。猫はテーブルの上やカウンターなど高いところも簡単に飛び乗ってしまうので、冷蔵庫などにしまい絶対に食べさせないように注意してください。
生の豚肉
豚肉自体は与えても大丈夫ですが、生の豚肉にはオーシストという卵のようなものが含まれていることがあり、「トキソプラズマ症」という人獣共通感染症の感染源になります。加熱することによりオーシストは死滅するので、与える際は必ずよく火を通しましょう。
牛乳、チーズ
特に子猫には気軽に牛乳を与えがちですが、猫は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少ないので、下痢を起こすことがあります。
チーズも同様なので、必ず猫用のものを与えるようにしましょう。
その他、注意が必要な食べ物
食べさせて良い食材でも紹介した魚ですが、青魚(サバ、イワシ、アジなど)に含まれる不飽和脂肪酸は猫の体にとってとても必要な栄養素です。しかし、この不飽和脂肪酸により、体内の脂肪が酸化して、猫には痛みを伴う「しこり」になる場合があります。長期にわたり、大量に摂取することが原因ですので与える際には量に注意をし、青魚ばかりを毎日食べさせることのないように注意しましょう。
また、人間用に加工された煮干し、海苔、かつお節などマグネシウムの多い食品や、ゴボウ、ほうれんそうなどシュウ酸の多い食品も、尿路結石などの原因になりやすいので与えないようにしましょう。

まとめ

キャットフードを切らしてしまった時に代わりに与える際、とくにおすすめの食材と食べさせてはいけないもの、注意が必要なものをご紹介してきました。家によくある食材ばかりなのでいざという時に知っておくと安心ですね。グルメな猫ちゃんが急にいつものキャットフードを食べなくなったときにも役に立つはずです。ここに紹介したものでも、好みに合わない子や、その食材にアレルギーを持っている猫もいると思いますので、それぞれの個体に合わせて、お好みの食材を見つけてあげてください。

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