キャットフードのあげかた

適正体重に合わせた量のキャットフードをあげよう

猫に餌をあげるとき、1日に何グラム(何キロカロリー)あげたらいいか、猫の体重を元に計算することができます。
健康な成猫の場合は、80キロカロリー×猫の体重=1日に必要な総カロリー
で計算ができます。
しかし、この計算は標準体重の猫に合わせた計算方法です。

もし、猫が適正体重ではなかった場合、この計算式は当てはまりません。
猫が肥満体重だった場合は、この計算式ではエネルギーの過剰摂取でますます肥満が進んでしまうため、健康に害を及ぼす可能性が出てきてしまうのです。

では、猫の適正体重を知るためにはどのような方法があるのでしょうか。

猫の適正体重について

猫の生涯の適正体重とは

猫の標準体重は、猫が成猫と言われる1歳を迎えた時の体重を元に考えます。
ノルウェージャンフォレストキャットやメインクーンなどの大型種は成長の期間が長いのでこれに準じません。
1歳の時に体重を量り、それを基準に標準体重を維持するように気をつけます。

もし、1歳の時の体重より120%以上体重が増えていたら肥満となります。

猫の体型を把握する方法

では、猫の体型を知るためにどうしたらいいのでしょうか。
人間はBMIで標準の体重を知ることが出来ますが、猫はそのような方法ではなく、BCS(ボディ・コンディション・スコア)という、猫の身体を触って脂肪のつき具合で体型をチェックする方法で標準か肥満かを調べます。

このBCSによると、

BCS1(痩せすぎ)…脂肪が少ないため、肋骨にすぐに触れることが出来る。腰のくびれが目立つ。
BCS2(体重不足)…皮下脂肪はごく薄いため、容易に肋骨に触れることが出来る。腰のくびれがわかる。
BCS3(理想体重)…適度な皮下脂肪の上から肋骨に触れることができる。腰は適度なくびれがある。
BCS4(過体重)…皮下脂肪がついているため、肋骨に触れるのが困難。腹部が丸みを帯びている。
BCS5(肥満)…厚い皮下脂肪に覆われているため、肋骨に触れることが出来ない。腰のくびれがなく、お腹が垂れ下がっている。

このように分類されます。

そして、このBCSを元にBCS3の標準体重を100%と考えると、BCS4は理想の体重115%、BCS5は理想体重の125%以上ということになります。
もし、体重が5キロで体型がBCS4の猫でしたら、
5÷1.15=4.35キロ
となり、この猫の理想体重すなわち適正体重は4.35キロだということになるのです。

このように、猫の体型を元に猫の適正体重を知り、もし適正体重ではなかった場合はキャットフードの量を見直す必要が出てくるのです。

キャットフードの見直し

もしも猫が標準体重を上回っていたら、キャットフードの量を見直さなければなりません。

摂取カロリーの見直し

1日の摂取カロリーは、標準体重の成猫が、体重×80キロカロリーだったのに対し、肥満猫は、体重×40キロカロリーになります。

ダイエットの方法

猫のダイエットは急激に行うと猫の体に悪影響を及ぼすことがあります。
最初は、1回の食事量を減らし、キャットフードを与える回数を増やしてみるなどして様子を見るようにしましょう。
この場合、上記の計算で出した摂取カロリーを守るように気をつけましょう。
また、餌を肥満猫用のキャットフードに替えるなどの方法もあります。

適正体重を知って、適正な量のキャットフードをあげましょう

キャットフードのパッケージなどに体重別に与えるフードの量が書いてあります。しかし、これは標準体重の猫を基準にした量であることを知っておきましょう。
愛猫の体重からBCSを参考にし、本当に必要な量のキャットフードを知り、適正な量を与えることが猫の健康を守ることになるのです。

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